子平推命は、生まれた年・月・日・時刻の干支で四つの柱を立て、日干を自分として読む流派です。日本で四柱推命と呼ばれるものと材料は同じで、違うのは最初にどこへ目を置くかです。
このページでは、子平推命の見方、よくある四柱推命の説明との差、見始める順番だけを書きます。星を一つずつ読む作業と、十年ごとの運の流れは入れません。
子平推命とは
子平推命(しへいすいめい)は、宋の徐子平の名を冠した四柱の読み方です。年・月・日・時を干支にし、四つの柱(八字)にします。柱の作り方は四柱推命と同じです。
子平では、日柱の天干を日干(にっかん)、または日主(にっしゅ)と呼び、これを本人に置きます。残りの干支は日干との関係で見ます。古典が先に問うのは、月柱の地支(月令)がどの格局を立てているかです。格局は命式の骨組みの名前で、性格の型紙ではありません。
古い禄命には、年柱を本人の側に置く見方がありました。子平の切り替えは、本人を日干へ移した点です。今の解説も日干を本人と書きます。説明の出だしが五行の数や年のえとに寄ると、月令の格局を先に置く順番とはずれます。
参照される古典は『淵海子平』です。『子平真詮』は格局の成否を、『滴天髄』は命式全体の釣り合いを厚く扱います。最初の三段は、四柱を立て、日干を決め、月令から格局の入口に立つことです。
普通の四柱推命との違い(流派対照)
同じ年柱・月柱・日柱・時柱を使います。出生時刻が分かれば四柱、分からなければ時柱は空欄にします。分からない時刻を推定で埋めないでください。
巷の四柱推命の説明は、五行の多少、干支のイメージ、その年の吉凶を並べることが多いです。子平推命は日干と月令の格局を先に見ます。五行の数を数えても、その段階では子平の読みには入っていません。
- 柱の作り方は同じ。年・月・日・時の干支。
- 自分の位置。子平は日干を本人とする。年のえとを本人と書く説明は、子平の置き方ではない。
- 最初の問い。子平は月令から格局を取る。五行の多少は、そのあとの補助。
- ここでは扱わない。十神を星ごとに読むこと、大運を年の列で追うこと。どちらも入口の次です。
四柱の俯瞰は四柱推命とはにあります。
見るときの基本(日干・格局の入口のみ)
順番は三つです。
- 柱を出す。年・月・日。時刻があれば時柱も出す。
- 日干を確認する。日柱の上の一文字が日干です。甲なら陽の木、辛なら陰の金です。十干の並びは日干のガイドで照合できます。
- 月令を見る。月柱の地支が、その月の季節の気です。古典の子平はここから格局の名前を取ります。名前は月令と日干の関係から付きます。暗記より先に、「骨組みは月にある」と覚えます。
日柱が辛酉なら、上の辛が日干で、陰の金です。月柱が甲申なら、下の申が月令です。どの格局か、成るか破れるかは、ここでは判定しません。十神の細読と、大運を十年区切りで追う作業も、柱と日干が決まってからです。
自分の日干は、柱を出して初めて決まります。
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よくある誤解
呼び方が二つあるので、別の占いだと受け取る人がいます。子平推命も四柱推命も、同じ年・月・日・時から柱を立てます。子平は、その柱を日干と格局から読む流派の名です。
年のえとを本人として覚える読みも残っています。年柱は家や社会の側の柱です。子平で本人に置くのは日干です。干支占いの一年と、命式の骨組みは別の表です。
格局の名前を、人生の合否のように扱う説明もあります。格局は骨組みの呼び名です。就職も体調も付き合いも、命式の一行では片づきません。
「十神と大運まで進まないと意味がない」という進め方は、入口としては逆です。柱が違えば、その先もずれます。先に日干と五行の並びを固定し、格局の名前はそこから調べます。
まずは自分の柱を出す
子平推命で最初に守るのは順番です。四柱を立て、日干を自分に置き、月令から格局の入口に立ちます。文章で比べたあとは、自分の柱を一度出すほうが早いです。
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